2008年度も、例年同様、学会誌「多摩ニュータウン研究」に掲載を希望される方の論文・事例報告・研究ノート等の原稿募集を行います。応募される方は、「多摩ニュータウン原稿応募」と記し、
(1)氏名・所属
(2)原稿タイトル
(3)書こうとする原稿の概要とおおよその分量(400字原稿用紙換算枚数)
を、約800字以内にまとめ、メールで事務局join@tama-nt.orgあてに送ってください。本学会員でメーリングリスト登録者は編集担当の中庭理事に直送してください。締め切りは11月28日(金)午後5時です。
応募いただきました原稿執筆申し込みは、学会理事会にて整理検討し、結果を早急にご連絡いたします。また、論文については2009年1月15日(木)迄に執筆いただき査読の上、<論文・研究ノート>の章に掲載いたします。
みなさま、ふるってご応募のほどお願い申しあげます。
また本案内の転送も大歓迎です。多摩ニュータウン学会を知らない方にも、このような発表の場があることをお知らせください。
なお、多摩ニュータウン研究11号の特集テーマは「食と緑のニュータウン」を予定しています。以下は、企画趣旨ですが、論文・研究報告は特集テーマに関係なく受け付けますのでふるってご応募ください。

<特集の企画趣旨>
これまでの『多摩ニュータウン研究』は、ニュータウンという研究対象のイメージ
からか、どちらかというと建築・都市計画系の研究・報告が多数掲載されてきました。しかしニュータウン研究は何もこれにとどまるものではありません。
いま社会では食の問題が取り上げられていますが、多摩ニュータウンにも次の点で
大きな関係があります。
第一には一見すると地産地消から切り離された所に多数の消費者が居住しているように見えますが、ニュータウンの生活に地産地消は取り戻せるのでしょうか。
第二には、宅地化圧力が強いにも拘わらず未利用地が存在するベッドタウンは、食料生産という点から見ると大きな可能性をもっているのかもしれません。
第三は、多摩ニュータウンの緑被率は高いのですが、「見る風景としての緑」から、「食と緑が連結した里の風景」に転換できるのではないでしょうか。
わたしたちは、今後百年のニュータウンをどのような居住地にしていくべきなので
しょうか。
このような問題意識をもって、第11号では「食と緑のニュータウン」をテーマとし、様々な方の意見を紹介します。