5月17日(土)ベネッセコーポレーションにて開催

■2003年度統一研究テーマ(多摩ニュータウン学会会長 細野 助博)

「明日のニュータウンの担い手は?」

 当学会では、毎年度 年間の統一研究テーマを定めて調査・研究を推進しています。2003年度の研究テーマは、「明日のニュータウンの担い手は?」です。これは昨年度のテーマ「市民連携による“新たな公”の形成~ニュータウンの新しい魅力作りのために~」と連続したものです。
 多摩ニュータウンの街づくりは、ハード先行型の開発から、住民中心で「住みよさ・暮らしやすさ」追求型の魅力創造へと転換するステージを迎えています。
 「創造の担い手」は、「官」と「民」が協働する「あらたな公」ではないでしょうか。その「あらたな公」は、あくまでも「市民のイニシアティブ」で形成していかなければなりません。そのためには「市民」は「官」とどのようにコラボレートするか、この一年でその答えを発見し、ニュータウンの新しい魅力を創造するチャンスを見出したいと考えておりますので、会員の皆様の積極的な参加をお待ちしています。そのためにも「会員に開かれた」学会への一層の努力を積み重ねていきます。

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