学会誌「多摩ニュータウン研究」の記念すべき第10号を刊行しました。「いま多摩ニュータウンは、団地再生に象徴されるような既存住宅ストック等の更新問題等で注目を浴びています。しかし、これは『問題』というよりは、住民がキープレイヤーとなってまちづくりを進めていく『郊外の再発見』と呼ぶべきではないでしょうか―」
このような認識をもって、第10号記念として「郊外再発見」をキーワードに、ニュータウンの住環境整備の今後の方向性を占う論文や活動報告を集めました。巻頭では「国土計画とニュータウンの40年」と題した伊藤滋・多摩ニュータウン学会名誉会長と細野助博会長の対談を収録しています。本学会会員には2冊ずつ配布済みです。非会員でもご希望の方には実費として1冊1000円(送料別)でお送りします。事務局宛にお問い合わせください。